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うーすけ
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2018年夏に謎解きとインデックス投資にハマって早数年。
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副鼻腔炎&鼻中隔湾曲症手術日記 その4(手術後の入院生活)

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前回に引き続き、副鼻腔炎&鼻中隔湾曲症手術日記です。
これまでの記録については、下記リンクを参照ください。

今回は「手術後の入院生活」です。

Table of Contents

2021年5月下旬 ~手術後~

入院4日目(術後2日目)

7:00

朝の検温と血圧測定。体温は36度2分とすっかり平熱です。
この日は、夜中に目が覚めることはあったものの、前日と前々日に比べればよく眠ることができました。
入院してから初めてまともに眠れたという感じですね。

ただ、鼻呼吸ができず寝ている間もずっと口を開けた状態のため、起きたときに喉がひどく乾燥していて痛みがありました。
なので、喉潤いマスク的なものをコンビニで買ってきて、寝ている間はそれを付けていようかなと考え始めました。

8:00

朝食です。

入院4日目・朝食

もしかしたら写真を見て気付いた方もいるかもしれませんが、ゼリーとヨーグルトを食べるためのスプーンがついていません。
あれ、箸で食べるのかなと思いつつ、そんなわけないよなということで、看護師さんに話してスプーンを持ってきてもらいました、というどうでもいいエピソードも挟んでいきます。

8:30

朝の診察。
入院してからの診察はずっと若い先生です。入院前に診てもらっていた先生はどこへ、という感じですが、この頃にはあまり気にならなくなっていました。

鼻から出血した血が流れてきていないか口の奥の状態を確認され、「特に問題なさそうで順調ですね」と言われます。
体調に大きな問題なく鼻からの出血もそう多くはないので、この分だと早めに退院できるのかな、と少し期待して「退院日っていつになりますかね?」と聞いてみました。
すると、「XX日(6日後の日付。入院期間は合計9泊10日)ですかね」と言われます。もともと入院は1週間程度と聞いていたので、自分の中では遅くとも4日後(7泊8日)、もしかしたら3日後(6泊7日)には退院できるのではないかと思っていました。
それに、単純に思っていたより遅いというだけでなく、指定されたその日は昼から引越作業を予定していました。
そのため、これにはさすがに「えぇっ!?」とマスオさんばりの驚きの声をあげてしまいました。

「いや、その日はちょっと……」と言うと、「何日頃がいいですか?」と聞かれたため、「YY日(4日後)ですかね……」と返すと、「その前日に鼻に詰めたガーゼを取る予定なので、取ってすぐ翌日というのは厳しいですね」という答えでした。
というわけで、「あくまで今後の経過が順調であれば」という前提付きで、本来予定されていた退院日とこちらの希望の間を取った5日後を退院予定日とすることになりました。

引越作業当日の退院という最悪の事態は避けられそうなものの、引越作業前日の退院というのも考えていなかったため、「えー、どうしよ……」という、やり場のない思いが湧き上がります。

8:50

喉を保湿してくれるタイプのマスクが売っていないか、コンビニに見に行きます。
衛生商品の品揃えはよかったので何かしら売っているだろうと期待して見に行ったものの、残念ながらその類いの商品はなし……。
マスクの種類はいろいろあったのに、保湿マスクはありませんでしたね。
ないものは仕方ないので水だけ買って病室に戻ります。

10:30

病室のベッドに横になっていると、急に眠気がきて眠りに落ちました。
しかし、すぐに目が覚めてしまいます。原因は自分のいびきです。
口をずっと開けていないといけないせいか、寝ているときに何か「フガッ!」みたいな喉の奥から出る変ないびきで目が覚めてしまうんですよね。

11:00

昼の検温と血圧測定です。
体温は36度6分と、昨日出ていた微熱は治まっていそうでした。

12:00

昼食の時間です。

入院4日目・昼食

術後最初の食事のときに比べると、鼻呼吸ができない状態での食事には少しずつ慣れてはきましたが、やはり食べづらさは変わりません。水や汁物を一度に多く飲み過ぎると、鼻でも口でも呼吸できなくなって窒息しそうになります。
しかし、何もない入院生活においては食事が数少ない楽しみというジレンマ。

午後は特に何もやることがなく、ベッドで横になって少し寝たり、スマホをいじったりして時間を潰しました。

18:00

検温と血圧測定。
体温が37度4分あり、体調自体は特に問題ないものの、また少し熱が出てきているようでした。

その後、夕食です。

入院4日目・夕食

この日の夕食はいつにもまして何だかボリュームが少なかった気がします。

21:00

消灯時間になり、電気が消されます。
寝ようと思ったときに耳元で「プ~ン」という嫌な音が……。

蚊です。蚊が現れました。
何度か駆除を試みるものの、成功に至らず。この日は蚊のせいで寝付けない夜を過ごしました。

入院5日目(術後3日目)

6:00

起床後に朝の検温と血圧測定を行いました。
昨晩は微熱が出ていましたが、このときは35度8分まで下がっていました。

8:00

入院5日目の朝食です。

入院5日目・朝食

この日は日曜日ということで、朝の診察はありませんでした。
1日何もすることがないということです。
体調的には特に術後の痛みもなく問題ないのに、ひたすらベッドで過ごさなければならない時間というのは何とも退屈です。

11:00

昼の検温と血圧測定。
体温は36度8分と、朝よりは少し上がっているものの平熱です。というか、朝測った体温が正確ではなかったんじゃないかと思います。

12:00

昼食。

入院5日目・昼食

今日は、出される食事をひたすら食べるだけのおっさんです。

15:30

看護師さんが2人やってきて、左腕に挿している点滴用の針を交換する必要があると伝えられます。
そして、その2人の看護師さんのうち1人は新人の方らしく、「新人さんに交換してもらっても大丈夫ですか?」と聞かれました。要は「練習台になってもらってもいいですか?」ということです。
若干の不安はありましたが、先輩看護師も一緒だし、誰しも最初は新人だからという広い心で快くOKしました。

正直、結構危なっかしい手つきで「これ大丈夫かな……」とヒヤヒヤする場面もありましたが、無事に何事もなく交換作業は終了しました。
心の中で「これを自信にこれからも頑張ってくださいね」と謎の上から目線で応援するおっさん。

18:00

夕方の検温と血圧測定、ではなく、今回は血圧測定はなく検温のみでした。
体温は36度4分と問題なし。

その後、夕食です。

入院5日目・夕食

21:00

消灯時間になり、就寝体勢に入ります。
ここまで、まともに眠れた日が1日しかないのですが、この日もある理由でなかなか寝付けませんでした。

それはベッドの狭さです。
別にこの日になってベッドが変わったわけではなく、入院初日からずっと同じベッドなのですが、何故かこの日はやけにベッドの狭さが気になってしまいました。
どう狭いかというと、脚を思いっきり伸ばすと足元のベッドの柵に足の裏がついてしまうんですよね。

というわけで、なかなか寝付けないまま翌朝を迎えることになりました。

入院6日目(術後4日目)

6:00

なかなか寝付けないしんどさはあるものの、すっかり入院の生活リズムにも慣れ、朝6時起床生活も苦ではなくなってきました。
この日の朝も昨晩に引き続き、血圧測定はなく検温のみで、体温は36度6分でした。

術後に鼻に詰めている綿球が残り少なくなってきたため、看護師さんに追加を依頼します。
※前回の記事にも名前だけ出しましたが、綿球というのはこんなやつです。

綿球

ガーゼでパンパンになった鼻に、さらに入り口のところ(要は鼻の穴)にこの綿球を詰めて、鼻血をせき止めているわけです。そのときの顔は何ともみっともなくて、とても人に見せられるものではなかったですね。

8:00

朝一で依頼した綿球が全然来ないまま、先に朝食が届きました。

入院6日目・朝食

すぐに持ってきてもらわないと困るという状況でもなかったので待っていたのですが、さすがに忘れられていたら困るなと思って、看護師さんに確認してみたところ、やはり忘れられてしまっていたようでした。
でも、何人もの入院患者を相手にして忙しなく働いている看護師さんの大変さを思えば、自分の突発的でイレギュラーな依頼が忘れられても仕方ないよなと思いましたね。

8:30

2日ぶりの朝の診察。
経過に問題はなさそうなので、予定どおり、明日鼻に詰めたガーゼをとるとのことでした。

そして、診察が終わった帰り際に改めて退院日について確認。
「ガーゼをとった後の所見で問題がなければ、昨日話した日程で退院としましょう」とのこと。

11:30

昼の検温と血圧測定。
体温は36度9分で、やや高めでした。

またここでどうでもいいエピソードですが、入院時にもらった(無償ではなく有償)日用品のレンタルセットにあった櫛がいつのまにか部屋からなくなってしまっていて、ここ数日髪ボサボサ状態で過ごしていたため、新しい櫛を用意してもらいました。
シャワーがまだ浴びられないのでベタベタ感がありましたが、櫛を通すだけでも結構スッキリしましたね。

12:00

昼食です。

入院6日目・昼食

変わり映えしない入院生活で唯一変化があると言っていいのが、食事のメニューなので、食べづらさはあってもやはり食事は楽しみです。

14:00

いよいよ鼻に詰めたガーゼが明日抜かれる、ということで、「鼻呼吸できないこの辛い生活から解放される!」という期待感と同時に「ガーゼ抜きって、やっぱり痛いものなのか?」という不安感が生じます。
手術が決まってから、同じ手術を受けた人の体験談をネットでいくつか読んでいたのですが、いざガーゼ抜き直前になってまた実際のところどうなのかが気になってきたため、この日の午後はひたすらネット上の体験談を読み漁りました。

その結果、大きく2つの意見がありました。

「ガーゼ抜きが痛い」というのは過去の話で、今は溶けるガーゼを使っているらしく、全く痛みはなかった。

普通にめちゃくちゃ痛かったし、気持ち悪かった。

いくら他の人の体験談を読んだところで、自分がどういう施術を受けているかによって変わるのであまり意味はないとわかってはいるものの、こういうのは読み始めると止まらず、この日はずっと読んでいましたね。

18:00

夕方は検温のみでした。血圧測定があるときとないときの違いは、最後までよくわかりませんでした。
なお、このときの体温は37度5分。体調的には全く問題ないのですが、また少し熱が上がっていました。

18:30

夕食です。

入院6日目・夕食

鼻呼吸できない状態で窒息しないようご飯を食べる日々ももうすぐ終わりです。

21:00

消灯時間になり就寝。
この日はなかなか寝付けないということはなく、比較的寝付きがよかった気がします。

入院7日目(術後5日目)

5:30

喉の痛みで目が覚めます。
今回の入院生活を通じて、保湿タイプでない普通のマスクでも、マスクをして寝るとだいぶ喉の乾燥が防げることがわかったので、基本的に寝るときはマスクを付けていたのですが、この日はそれでも喉がやられてしまったようでした。

6:50

この日の朝も検温のみでした。
体温は36度5分と平常運転です。

8:00

朝食です。
鼻にガーゼが詰まった状態での最後の食事です。

入院7日目・朝食

この後、ガーゼを抜いたら普通に食事がとれる生活に戻るという期待感と、ガーゼ抜きってやっぱり痛いんだろうかという不安感の両方を抱きつつ、朝食をとります。

8:40

いよいよガーゼを抜くときが来ました。緊張しつつ、朝の診察に向かいます。
名前を呼ばれて診察室に入ると、いつもの若い先生がいます。

看護師さんらしき人に簡易エプロンのようなものを首に巻かれます。
そして、先生が「じゃあ、ガーゼをとって中の状態を見ていきましょうか」と言うと、銀のお盆のようなものを渡して「それを顎の下で持っておいてください」と言いました。
どうやらガーゼを抜いたときに出る血で服が汚れないようにするためのようです。
実際の処置に入る前からビビり始める僕。

そして、ついにガーゼ抜きの処置が始まりました。
目を開けてガーゼが抜かれるのを見るのは精神的に難しかったので、終始目を閉じていました。

結論から言うと、僕の場合、めちゃくちゃ痛いということはありませんでした。
と言っても、無痛ということはなく、やはり少なからず痛みはありました。

ただ、麻酔はしていないので、鼻からガーゼが抜かれている感覚がダイレクトに伝わってきます。
「そこまで奥に行って大丈夫か!?」と思うくらいのところまで器具を突っ込まれてガーゼを引っ張り出される感覚は、何とも言いようがない気持ち悪さでした。
処置自体は10分もかからなかったと思いますが、その短い時間でも冷や汗がドッと出て、その汗で背中がじっとりと濡れてしまったほどです。
そして、処置が終わって目を開けると大量の涙が出ていました。
恐らく、ガーゼを抜くために鼻の中をガチャガチャやられたことで物理的に涙腺が刺激されて涙が溢れたのではないかと思います(素人考えなので全然違うかもしれません)。
また、抜かれたガーゼをチラッと見たところ、鮮血にまみれていました。
それらが自分の鼻の中から出てきた(鼻の中に詰まっていた)と思うと、さらに気持ち悪くなりましたね。

というわけで、「ガーゼ抜きはそこまで痛くはないけど、鼻の奥の奥からものが取り出される感覚がとにかく気持ち悪い」というのが僕の場合の感想ですね。

さて、ガーゼを抜いた後、術後の傷の状態を確認されます。
術後としては綺麗な状態になっているとのことで、経過は良好のようでした。

しかし、まだ出血があるということで、止血用に再度ガーゼを数枚詰められます。
この状態で午前中は過ごして、午後にまた出血の有無を確認した上で問題なければガーゼをとりましょう、ということになりました。

先ほどまでのパンパンにガーゼが詰められた状態ではなくなったものの、まだガーゼが残ってしまった(あの気持ち悪いガーゼ抜きの感覚をまた耐えなければならない)ことにガックリします。

11:00

昼の検温と血圧測定。
体温は36度8分で、問題なしです。

11:45

この日は週に一度のベッドシーツ交換の日ということで、シーツを新しいものに交換してもらいました。

12:15

昼食です。

入院7日目・昼食

まだ鼻にガーゼが残った状態で食べる食事は朝食が最後だと思っていたのに、昼食も引き続きガーゼin状態での食事です。
ただ、朝までのようにパンパンに詰められている状態ではなくなっていたので、それまでに比べればかなり食べやすくなっていました。

14:30

診察に呼ばれます。
本日2度目のガーゼ抜きです。

左右ともにガーゼを抜いて(朝ほどではないが、やはり鼻に詰められたガーゼを抜かれるのは気持ち悪い)、鼻腔内の掃除をしてもらいます。
これが地味に痛かったですね。やっぱり、術後なので鼻の中は傷だらけなんでしょう。
でも、恐らく朝の診察時に詰められていたガーゼに麻酔薬が染み込ませてあったと思われる(何故なら、局所麻酔をかけられたときの感覚を上顎のあたりに感じた)ので、痛みは緩和されていた方だったのだと思います。

ただ、その処置の最中、「鼻中隔湾曲症の手術をした(=鼻中隔の骨を抜く処置をしている)のに、そんなに力入れて大丈夫か!?」と思うくらい鼻をグイグイ押されて、かなり焦りました。
そのせいで鼻が折れて鼻血が噴き出すんじゃないかと思いましたね。

痛みに耐え、さぁ今度こそ完全にガーゼを抜去して、鼻が完全開通! と思いきや、ポリープを切除した右鼻の方は少し出血があるということで、右鼻だけまたまたガーゼを数枚詰められることになりました。
この日1日止血して、明日の朝の診察で再度確認するとのことです。

またあのガーゼ抜きの感覚を耐えることになるのか、と憂鬱になります。
ただ、左鼻に関してはガーゼが完全になくなり、半分ではありますが鼻呼吸ができるようになりました。
これによって一気にQoLが上がりました。
口を閉じていても息ができるって、それだけでものすごく楽だし、幸せなことなんですよ。

18:00

夕食です。

入院7日目・夕食

両鼻完全開通とはいかなかったものの、左鼻は問題なく呼吸できます。
それだけでも、これまでと比べたら雲泥の差です。嚥下時の不快感がなくなりましたし、味もよりしっかりと感じられるようになりました。

21:00

消灯です。
このときの僕は、直後に待ち受ける恐怖の事態のことなど、全く予期していませんでした。

21:30

電気を消してベッドで横になっていたところ、喉の奥に不快感を覚えました。
他の人のブログで「手術後は血の塊が喉の奥に落ちてきて、それを吐き出していた」という体験談を読んでいたので、自分も同じケースかと思い、無理矢理咳をして吐き出そうとしました。
しかし、血の塊は全く出てきません。

ただ、何かが喉の奥に引っかかっていて気持ち悪い感じは続いています。
思い切って口の中に手を入れてみて、その不快感の元凶に触れてみました。

それが何なのかはわからないのですが、普通に指でつまんで取り出せそうだったので、グイッと引っ張ってみました。
ズルズルと何かが出てきます。
「これはもしかして……」と思い、電気を点けました。

僕がつまんで引き出したそれは赤く染まったガーゼでした。
どうも、右鼻に詰めていたガーゼの1枚が鼻の奥から喉の方に垂れ落ちてしまって、それを僕は引っ張っていたようです。
こんな恐怖体験したことありますか? 僕はもちろん初めてでした。

そのまま引っ張って抜いてしまっていいものかどうかわからず、喉の奥から出てきた血まみれのガーゼを右手でつまみながら、慌ててナースコールボタンを押しました。

ほどなくしてやってきた看護師さんに事情を話します。
鼻に綿球を詰めたおっさんが、口の中から出てきた血まみれのガーゼをつまんでいるのを見た看護師さんも相当ショッキングだったのではないかと思いますね。申し訳ない限りです。

看護師さんは「結構出てきてますね……」と言うと、その後「ちょっと待ってくださいね」と言って病室を出て行きました。
再び看護師さんが戻ってくるまでにかかった時間は数分だったと思いますが、口から出てきた血まみれガーゼをつまんだ状態の僕には、それが悠久の刻にも思えました。

病室に戻ってきた看護師さんは、携帯電話で誰かと話をしていました。
恐らく、朝の診察でいつも診てもらっている先生だったのでしょう。
対処方針の確認が取れたのか、看護師さんは「出てきているのを手で抜きますね」と言い、途中まで出てきていた血まみれガーゼを抜きました。
特に痛みはなく、するっと抜けました。

「抜けたのは1枚だけでした」と電話で話す看護師さん。
すべてのガーゼが抜けたわけではないので問題なかったのか、特に他の対処はせず「この後はそのまま過ごして大丈夫です。もしまた同じようなことがあれば呼んでください」と言われました。

いやしかし、まさかこんなホラー展開が待ち受けているとは思いませんでした。
鼻に詰めたガーゼが血まみれになって口から出てくるとかグロすぎないですかね。

入院8日目(術後6日目)

5:30

左鼻は通るようになったのに、口を開けて寝るのが癖になってしまったのか、口が渇いて夜中に何度か目が覚めました。
さらに、同じ病室内の他の人の咳やごそごそと動く音が気になり、いつもより早い時間に起きました。

8:00

朝食です。

入院8日目・朝食

ボリューム的には少し物足りない量でした。

9:00

朝の診察に呼ばれます。
3度目のガーゼ抜きです。

あの気持ち悪さを再度耐えて右鼻のガーゼを抜いた後、別の部屋に移って事前に用意していたボトルを使った鼻洗浄を行いました。
「鼻洗浄って何や?」という方もいらっしゃると思いますので簡単に説明すると、鼻の中に生理食塩水を流し込んで、それをもう片方の鼻から出すことによって鼻腔内を洗浄することです。
さらに知りたい方は「鼻洗浄」とか「鼻うがい」とかいうキーワードでWeb検索するといろいろ出てきますので、ご参照ください。

ちなみに、僕は入院前に鼻洗浄用のボトルを用意しておくように言われていたので、こちらを買っておきました。

鼻洗浄をレクチャーしてくれた看護師さん曰く、「小さいのを持ってくる人が多いんですけど、それくらい大きい容器だとたっぷり生理食塩水が入れられていいですね」とのことでした。
だいたい1回の鼻洗浄で300mlくらい使うので、大きめのボトルを用意しておくのがよいと思います(僕はそこまで意識して買ったわけではありませんが)。

さて、鼻洗浄に話を戻します。
事前に用意されていた生理食塩水を容器に入れて鼻に流し込むと、大量の鼻血がドバドバと出てきました。
僕からすると「こんなに血出てて大丈夫か!?」状態ですが、近くで見ていた看護師さんは「いいですねー、どんどん出しましょう」と言っていました。
恐らく、術後にガーゼを抜いた際に血が出てくるのは至極当然のことで、むしろ出してしまわないといけないということなのでしょう。

用意されていた量をすべて使い切った後、鼻に綿球を詰めます。これをしておかないと、鼻血が垂れ落ちてくるくらいでした。
そして、再度診察室へ。

すると、そこにはすっかり朝の診察でおなじみとなった若い先生だけでなく、入院前の診察時に診てくれていた先生もいました。その先生たちが話している内容からすると、やはり執刀医は入院前に診てくれていた先生で間違いないようでした。
実際の理由はわかりませんが、経験を積ませるために、朝の診察は若い先生にやってもらっているということなのかなと思いましたね。

綿球を外して、内視鏡で鼻腔内を見てもらいます。ちなみに、このときの対応も若い先生の方でした。
先生曰く「鼻腔内はきれいな状態だが、やはりまだ出血が残っているように見えるので、またガーゼを詰めて午後に確認しましょう」とのことでした。
またも完全開通はお預けです。

10:00

検温と血圧測定です。
体温は36度4分、37度台になることはもうすっかりなくなりました。

12:00

昼食です。

入院8日目・昼食

ここに来て初の麺類が来ました。
別に不満があったわけではありませんが、たまにはご飯(米)ではなく別の主食もあった方がやはりいいですね。

15:30

午後の診察です。
右鼻のガーゼをとり、中の状態を診てもらいます。
しかし、ガーゼ抜きは何度やっても気持ち悪い感覚です。

診察の結果、無事に出血は止まっており、ガーゼは不要ということになりました。
ついに両鼻完全開通のときです!

試しに少し鼻から息を吸ってみました。
手術前はほとんど息が吸えなかった右鼻にもスーッと空気が入っていくのがわかります。
「あぁ、これが人間の嗅覚か……」生まれ変わった心地です。

息を大きく吸うと鼻の奥の方がツンとする感じは少しありますが、痛みはほとんどありません。快適そのものです。
ただ、まだ油断をすると鼻血が垂れるおそれがあるため、綿球は詰めておくように言われます。

また、運動や入浴は控えるように、とのことでしたが、シャワーに関しては短時間であれば問題ないとのことでした。
思えば、退院初日以来もう1週間シャワーを浴びられていません。病室に戻ったらすぐにシャワーの予約をしてもらおう、そう思いました。

退院日についても、予定どおり明日で問題ないとのこと。
一通りの大きな処置がすべて完了し、いよいよこの入院生活の終わりが見えてきました。
患部の状態次第では後ろ倒しになる可能性がゼロではなかったので退院日が確定するまで不安はあったのですが、その不安からも解放されました。

診察を終えて病室に戻る足取りは、これまでの入院生活の中で一番軽やかだったに違いありません。
そして、病室に戻るとすぐに看護師さんにシャワーの予約をお願いしました。

17:30

1週間ぶりのシャワーを浴びます。
鼻を触るのはまだ怖いのでゴシゴシと顔を洗うことはできませんでしたが、髪と体を洗えてスッキリしました。
シャワーを浴びられなかった間も体は濡れタオルで拭いてはいましたが、やっぱりシャワーの気持ちよさとは比べようがないですね。

18:15

鼻が完全開通してから初の食事です。

入院8日目・夕食

昨日、左鼻のガーゼがとれて鼻呼吸ができるようになって初めて食事をとったときほどの感動はありませんでしたが、両鼻が通った状態で何の気持ち悪さもなく普通に食事をとれるのがどれほど快適かを実感しました。
手術前も3月から右鼻がずっと詰まっていたことを考えると、2ヶ月以上ぶりにようやく両鼻がちゃんと通る状態で食事をとることができたことになります。

最初に鼻の異変に気付いたときには、まさかここまで大事になるとは全く思っていませんでしたよ。
しかし、その長い戦いにももうすぐ終止符が打てます。終わりはすぐそこです。

20:00

夜は検温のみ。
体温は36度8分。特に問題なしです。

21:00

消灯です。
最後の夜はすんなりと眠りにつくことができました。

入院9日目(術後7日目・最終日)

6:00

完全に鼻呼吸できるようになったことにより、睡眠中に乾燥で喉を痛めることもなく、快適な朝を迎えます。

6:30

昨晩に続いて検温のみでした。
体温は36度9分と、普段よりはやや高い気もしますが特に問題ないレベルでした。

8:00

最後の病院食です。

入院9日目・朝食

最後も美味しくいただきました。
ただ、もうできれば病院食のお世話にはならないようにしたいですね。

8:30

入院中の最後の診察です。
鼻の中にファイバースコープを突っ込まれて、グイグイと中の様子を確認されます。
これ、毎回やられるんですけど、慣れないですね。痛くはないんですけど、むずがゆさと気持ち悪さがあります。

引き続き鼻の中の状態はとてもいいとのことでした。
実際鼻の中がいまどうなっているのか自分でも見てみたい気がします。

診察後、次回の外来診察の予約を入れてもらいます。
当たり前かもしれませんが、退院したらそれで治療終了ということはなく、経過観察のために通院する必要があるんですね。
次回診察は退院から4日後ということになりました。

また、この日の診察も、というか入院中の診察はずっと若い先生だったのですが、次回の外来はもともと診てもらっていた先生になるとのことでした。

9:00

病室に戻って荷物整理と着替えを済ませると、薬剤師さんがベッドにやってきて、退院後に服用する必要のある薬について説明してくれました。
薬についても引き続き飲んでいかないといけないようです。

9:30

看護師さんから、退院後の生活と次回診察に関する説明を受けます。
その後は、会計の準備ができるまでしばらく病室でのんびりと過ごしていました。

10:00

会計の準備ができたとの連絡があったため、荷物を持って会計窓口に向かいます。
これまでお世話になった看護師さんと最後の挨拶をして……なんてことはなく、さらっと病室を出てエレベーターに乗ります。
途中、「お大事に」と1回言われたような気がしましたが、思いの外あっさりとした最後でした。
まぁ、僕はいくらでもいる入院患者の1人でしかないですし、そもそも担当というものがあるわけではなさそうで、接してくれる看護師さんの顔ぶれも毎日変わってましたしね。

ただ、入院期間中、看護師さんには本当にお世話になりました。
実は僕の父親も看護師として働いているので、父親がどういう仕事をやっているのか、今回の入院を通じてよく知ることができました。
何が起こるかわからない医療現場で毎日人と接する仕事なんて、僕にはできないだろうと思います。
そんな大変な仕事をしながら育ててくれたことに改めて感謝しないといけないですね。

会計窓口に着くと、すでに何人かの人が会計待ちをしている状態でした。
退院するのは午前中と決まってるんですかね。

15分ほど待って、自分の順番になりました。
僕は今回事前に高額療養費制度の限度額適用認定証を会社の健保から発行してもらっていたため、請求額はある程度目安がついていました。僕の場合、所得区分が「区分イ」に該当していたので自己負担限度額は17万円くらいになるだろうと思っていましたが、そのとおり請求額は約18万円でした。
もし健康保険がなかったら、一体いくら請求されていたんでしょうね。

そして、医療費の自己負担額が抑えられるこういった制度を国が整備している(自分の給料から高い健康保険料が天引きされている)にも関わらず、民間の医療保険に入ることの無意味さを己の身を以て痛感しました。
このあたりの話はまた別途「医療保険を解約しました」という記事にしてまとめたいなと思います。

※参考までに、高額療養費制度や所得区分に応じた自己負担限度額については下記サイトをご参照ください。

10:30

会計を終えて外に出ました。
入院日に続いて、この日も雨が降っていました。
雨に始まり雨に終わる、天気だけ見ればそんな入院生活になりましたが、体調の方は晴れ晴れです。
今回の入院&手術のおかげで、鼻はすこぶる快調になりました。

そうして、僕は晴れやかな気持ちで帰路についたのでした。

おわりに

ということで、副鼻腔炎と鼻中隔湾曲症に関する入院&手術に関する経緯を4記事に分けてまとめてみました。
今もまだ週1~隔週くらいの頻度で通院はしていますが、大きなトラブルもなく、快適に過ごしています。
必要に迫られてやったという側面が強いのですが、手術してよかったと本当に思っています。

鼻が詰まったりすると解るんだ 今まで呼吸をしていた事

Motoo Fujiwara – Supernova

ちなみに、他の人の体験談を読むと、日帰り手術だったという人や1泊2日の入院だったという人もいらっしゃるのですが、僕は(思っていたよりは少し長かったですけど)しっかりと入院期間があってよかったなと思いました。
もちろん手術の程度にも依る(たぶん僕の場合は割と大変な手術だったから)と思いますが、やっぱり毎日の診察で専門医に患部の状態を確認してもらえる・何かあったとしてもすぐに対応してくれる看護師さんがそばにいるというのは入院の大きなメリットで、それらが大きな安心感に繋がっていたと思うんですよね。
たまたま転職前の有休消化期間中でたっぷりと時間がとれたからこそこんな比較的長い入院ができたわけですが、結果的にはここしかないというタイミングで手術&入院ができて僕は運がよかったなと思っています。

入院が決まったときから、「いずれはブログにしっかりと記録を残したい」と考えていましたが、そう考えた日から約3ヶ月の期間を経てこうして何とか形として残せたことに喜びを感じています。

そして、今回まとめた一連の内容が、これから副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症の手術&入院を控えている人や検討している人の参考になれば、これほど嬉しいことはありません。
もしくは、僕自身がそうであったように、「同じ疾病を持つ他の人はどういう手術&入院生活を送っていたんだろう」と思った際の暇つぶし(読み物)になっていれば嬉しいです。

それでは、次回また別の記事でお会いしましょう!

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