先日、日商簿記検定試験2級を受験して、無事に合格できました。
ということで、今後この試験を受ける人のために自分の記録を残しておきたいと思います。お役に立てば幸いです!
僕自身の簡単なバックグラウンドと勉強方法/期間に関する情報は下記のとおりです。
それぞれの詳細については、後ほど説明します。
- 業務経歴:
新卒でIT業界に就職して約15年。
セキュリティ周りのサービスに関連するインフラエンジニアや
システム監査の経験あり。
保有資格はPMP, CISA, CISM, CISSP, 簿記3級。 - 勉強方法:
Funda簿記のコンテンツで基礎知識を身に付けて、
ひたすら練習問題と模試を解く。 - 勉強期間:
4ヵ月。(総学習時間は約110時間)
それでは、本題に入っていきましょう。
最初に試験の概要を説明した後、具体的な勉強方法をご紹介します。
以下の目次から、気になるトピックを選んでお読みいただければと思います。
試験の概要
簿記2級の試験概要について、下記3点について簡単にまとめたいと思います。
- 簿記2級で学ぶ知識は「経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ」である。
- 試験は、統一試験と呼ばれるペーパーテスト形式(2月・6月・11月の年3回実施)と、ネット試験と呼ばれるCBT(Computer Based-Testing)形式が存在する。
- 試験は大問5つ(第1問:20点、第2問:20点、第3問:20点、第4問(1):12点、第4問(2):16点、第5問:12点)で構成されており、70点以上で合格となる。
まず1つ目について、日本商工会議所の言葉を借りると、簿記2級とは「経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ」とのことです。
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
「企業から最も求められる」というのは言いすぎな気もしますが、会社の経営管理を行う上で財務数値を見ていくのに必要な知識を身に付けることができるのが簿記2級ということのようです。
具体的な試験科目は「商業簿記」、「工業簿記」となっています。
簿記3級では「商業簿記」だけでしたが、そこに「工業簿記」が加わった形ですね。
また、商業簿記には「親子関係にある複数の企業の財務状況を1つの組織として把握する」ための「連結会計」の論点も含まれています。
要は、簿記3級から試験科目や論点が増えて、ちょっと難易度上がってるよって感じです。
そして2つ目。
試験は、統一試験と呼ばれるペーパーテスト形式のものと、ネット試験と呼ばれるCBT(Computer Based-Testing)形式のものの2つが存在します。
以前は統一試験だけだったのが、新型コロナウイルス感染症の影響で統一試験の開催が難しくなった時期があったことを背景に、2020年12月からネット試験が始まったようです。
ネット試験と言っても、自宅から受けられるわけではありません。
試験会場を予約して、そこで用意されているPC端末を利用して試験を受けることになります。
統一試験は2月・6月・11月の年3回実施ですが、ネット試験は一部の受験停止期間(統一試験が実施される日付の前後1週間程度)を除き、試験会場の予約さえ取れれば、基本的にいつでも受験することが可能です。
また、統一試験だと合否発表まで数週間かかるようですが、ネット試験だと合否は受験後に即確認することができます。
受験日の調整もしやすいし、合否も即日確認できるし、個人的には「統一試験を選ぶメリットはないのでは……?」と思います。
もしかしたら、統一試験だと問題用紙が持ち帰れて、後から復習できるのかなとか思ったのですが、問題用紙は持ち帰れないみたいですし……。
最後に3つ目。
試験は大問5つで構成されており、第1問:20点、第2問:20点、第3問:20点、第4問(1):12点、第4問(2):16点、第5問:12点という配点になっています。
そして合格点は、100点満点のうち70点以上です。
科目別の配点を見ると、第1問から第3問までの60点分が商業簿記(そのうち、第2問の20点分は連結会計)で、残りの第4問と第5問が工業簿記となっています。
この配点を見るとわかるとおり、「各科目で満遍なく得点しないと合格点に届かない」という点がポイントです。
「工業簿記は苦手だから、商業簿記に集中する」というのでは合格は難しいということになります。
ここが、3級と比べてグッと難易度が上がった感があるところですね。
筆者のバックグラウンド
僕が簿記2級の勉強を開始したのは2024年1月下旬なんですが、その前の2023年11月に約3週間勉強して簿記3級を取得していました。
なので、簿記の基礎部分は学び終えていたところからのスタートです。
僕に限らず、簿記2級を受験されようとされている人の多くが、すでに3級を受験・合格している状態だと思いますので、ここはだいたい皆さん同じかなと思います。
ちなみに、3級に合格した際の記録は以下の記事にまとめています。
ここから実際の勉強方法についてまとめていこうと思いますが、基本的な勉強法は3級のときとほとんど同じなんですよね。
なので、先ほど貼った3級の合格体験記の内容とかぶるところも多くなってしまいますが、そこは何卒ご容赦をいただければと……。
それでは、実際の勉強方法をここから説明していきます!
Funda簿記
今回、僕が簿記2級の試験を受けるに当たって利用した教材は「Funda(ファンダ)簿記」のみです。
簿記3級のときと同じく、他の教材(書籍や動画等)は一切利用していません。
ということで、ここでは「『Funda簿記』とは何ぞや」という点をお話しした後に、Funda簿記が僕に合っていると感じた点と、Funda簿記を利用した勉強法を紹介したいと思います。
Funda簿記とは
「Funda簿記」というのは、平たく言ってしまえば「簿記試験対策アプリ」です。
以下の3つのコースの中から目的にあったコースを選んで受講することで、スマホやPC、タブレット端末から簿記の学習を進めることができます。
- 簿記3級合格コース
- 簿記2級合格コース
- 3・2級セットコース
各コースの詳細については、公式サイトを参照いただければと思いますが、今回僕は「簿記2級合格コース」に申し込みました。
180日間アプリを利用した学習をすることができて、価格は45,000円です。
はい、決して安くはないですね。
ただ、資格スクールの通信教育を見てみるともっと高いものもありますし、3級合格コースもそうでしたが、実際に利用した僕の立場から言うと、その価格にしっかり見合った価値のある教材だと思います。
では次に、Funda簿記の何がよかったのか、そしてどのように勉強を進めたのかを紹介したいと思います。
Funda簿記のよかったところ① スライド学習
まずは、学習コンテンツが「スライド」形式になっている、かつ1スライドが簡潔にまとまっていて見やすいという点ですね。
Funda簿記では、簿記試験の論点の学習や試験対策といったコンテンツがすべて「図解をベースとしたスライド」にまとめられています。
パワポで作成された資料を想像してもらえると、わかりやすいかなと思います。
この学習スライドに出てくる主な登場人物は、「上司から『簿記を学んできなさい』と言われた新卒君」と「新卒君に簿記知識を授ける大手町さん」の2人。
学習スライドは、主にこの2人の掛け合いで進んでいくので、学習者は「何も知らない0からのスタートの新卒君」と一緒に簿記知識を学んでいくことができます。
掛け合いで進んでいくってことは、こんな感じ?
そう、学習スライド上でも、まさにこんな感じで新卒君と大手町さんの掛け合いが展開されるんだよね。
へぇ、それなら参考書の文章よりも読みやすそう!
そして、1つ1つのスライドが簡潔にまとめられており、「情報が詰め込まれていて見にくい・疲れる」といったことがありません。
恐らくですけど、フォントサイズの下限を定めて、1スライド当たりの情報量が多くなりすぎないように意識して作成されているんじゃないかと思いますね。
それに、1つ1つのパートのボリュームが大きくなりすぎないように配慮されていて、1つのパートのスライド学習を進めるだけなら数分程度あれば完了できます。
このように、新卒君と大手町さんの掛け合いが軽妙で面白いこと、そして情報が簡潔にまとまっていることから、サクサクと読み進められます。
動画教材との比較
教材の形式としては、いろんな方がYouTube上にアップされている簿記対策動画や資格スクールの動画といったものもありますが、僕は「動画視聴による勉強」って苦手なんですよね。
理由は大きく2つあって、1つは「集中して見続けられないこと」、そして2つ目は「インプットのスピードに緩急を付けにくいこと」です。
まず、エンタメ動画ならともかく、勉強のための動画を何十分も集中して何本も見続けられません。
もし、そういった動画教材を再生したとしても、途中で別のことをやり始めて集中できず、結局ほとんど頭に入っていない未来しか見えません。
そして、動画だと「このあたりは理解できているからサクッと先に行きたい」「ここはよくわからないからじっくり考えたい」といった場合に、いちいち動画を早送りしたり巻き戻したり、ときには停止したりしないといけず、インプットのスピードに緩急が付けにくいんですよね。
その点、Funda簿記のスライド形式だと、ひとつのパートを数分で確認できるし、理解できているところはサッサッと飛ばし読みしながら、理解できていないところはじっくり読むといったことが簡単にできます。
ということで、Funda簿記のスライド学習によるメリットをまとめると、以下のとおりです。
- 新卒君と大手町さんの掛け合いが軽妙で面白い。
- 1スライド当たりの情報量が多すぎず、簡潔にまとまっているので読みやすい。
- 1つのパートのスライド数も、数分程度で読み終われるボリュームとなっているので、短い時間で集中して学習できる。
Funda簿記のよかったところ② 大問別練習問題&模擬試験が受け放題
勉強においては、まず基本知識を「インプット」することが大事ですが、それより重要なのは「アウトプット」であり、こと資格試験に向けた勉強においては「実際の試験に即した問題をとにかく解いて知識や解法を定着させる」ことが重要だと僕は考えています。
そこにおいて、Funda簿記は大問別練習問題と本番と同じ構成の模擬試験が受け放題なんですよね。
問題に出てくる勘定科目や数値は毎回ランダム生成されるので、「答えだけ覚えてしまって、点数は取れるけど、実際にちゃんと理解ができているかわからない」ということがありません。
つまり、無限にアウトプットできちゃうわけです。
問題を解く量を重視したい僕にはありがたすぎる機能でした!
しかも、第1問だけ、第2問だけ、第3問だけ……といった形で、大問別で練習問題を解くことができるし、その大問の中でもカテゴリを選択することもできます。
なので、自分の苦手なカテゴリだけをピックアップして、ひたすら問題を解くことも可能です。
書籍(問題集)との比較
「問題集=書籍」とイメージする人も多いと思いますので、書籍の問題集と比較したときのFunda簿記のメリットについて書いてみます。
先ほど書いた「問題がランダム生成されるため、毎回違う問題に挑戦できる&問題数に上限がない」というのも、めちゃくちゃ大きなメリットなのですが、他にも「採点が自動で行われる」「学習スライドに戻ってすぐに復習できる」「ネット試験とそっくりの形式問題を本番と同じようにPCで解ける」というメリットもあります。
まず、アプリなので当然と言えば当然なのですが、問題を解いた後は自動で採点が行われます。
直近で取得したCISA/CISM/CISSPといったIT系資格の勉強時は、「問題集を見ながらノートに解答を書いて、それを後で自分で採点する」というアナログな勉強法をとるほかなかったのですが、これが結構面倒なんですよね。
その苦労がないだけでも勉強効率が段違いでした。
そして、解答・解説にはその問題に関連する学習スライドへのリンクが張られています。
ですので、間違った問題や、正解はしたけど理解が足りていないと思った問題については、すぐに学習スライドに戻って復習することができます。
書籍だと、パラパラとページをめくってその問題に関連する説明箇所を探してから復習する必要があるので、これまた面倒なんですよね。
地味によかったのが、解説から学習スライドのリンクをクリックした際に、アプリ上は解説画面のままで別ウィンドウで学習スライドのページが開くことです。
アプリ内で画面遷移せずに別ウィンドウが開かれることで、学習スライドの内容を復習した後にスムーズに解説の確認に戻ることができました。
最後に、練習問題や模擬試験の問題構成や画面構成がネット試験そっくりに作られており、日々の勉強が本番リハーサルになったという点もアプリならではのメリットだと感じました。
「解答をどう入力するのか」「次の問題にどうやって進むのか」といった、簿記知識そのものとは関係ない受験要領に関することで本番当日に戸惑いたくはないですからね。
ネット試験を考えている人は、書籍の問題集ではなく、Funda簿記のように本番同様にPCで解答する形式の問題演習を繰り返すのがいいと思います。
ということで、Funda簿記の練習問題&模擬試験に関するメリットをまとめると以下のとおりです。
- 問題がランダム生成されるので、無限にアウトプットできる。
- 自分の苦手分野の問題を集中的に解くこともできる。
- 採点が自動で行われるので、解答後は解説確認に集中できる。
- 解説には学習スライドへのリンクが張られているので、すぐに復習することができる。
- 本番そっくりの問題構成・画面構成になっているため、日々の勉強がそのまま本番リハーサルになる。
Funda簿記ブログでの分析記事
Funda簿記ブログでも僕の学習データを詳細に分析・紹介いただきました!
かなり細かい分析をしていただいていますので、僕の方の記事と併せてこちらも読んでいただけると参考になるかと思います。
勉強方法/スケジュール
Funda簿記を利用した3ステップの勉強方法/スケジュール
では、実際に僕がFunda簿記を利用してどのように勉強を進めたかをスケジュールと併せてまとめておきます。
大きな流れは3級のときと同じ3ステップです。
最初は、学習スライドを読み進めて、2級で取り扱われる論点に関する基礎知識のインプットに時間をかけました。
冒頭に書いたとおり、2級の試験科目は「商業簿記」と「工業簿記」の2つで、Funda簿記の学習スライドはこれら2つに「連結会計」を加えた3つのパートに分かれています。
僕の場合は、この3つのパートの学習スライドを「工業簿記」⇒「商業簿記」⇒「連結会計」の順で進めていきました。
工業簿記から始めた理由は下記のとおりです。
- 3級で学んだ商業簿記とは異なる知識を学ぶことになるので、いい刺激になる。
- 先に工業簿記から始めれば、3級で学んだ知識が薄れてくるかもしれないタイミング(=復習が必要になるタイミング)で商業簿記に着手できる。
学習スライドを確認していく中で、確認のために大問別練習問題を解くことをオススメされるタイミングがある(特に工業簿記の場合)ので、そこでは練習問題でのアウトプットもしつつ、基本的にはまず最初はインプットですね。
STEP 1 のスケジュール
簿記2級の勉強に着手したのが1月20日で、各パートの学習スライドがひととおり完了した日付が下記のとおりです。
合計で64日間、約2ヵ月ですね。
1日当たりの勉強時間のバラツキこそあれ、学習スライドの勉強自体は基本的に毎日やっていたので、この期間がそのまま「学習スライドの1週目の確認に要した期間」となります。
3級のときは1週間くらいで学習スライドをひととおり確認することができたのですが、それが2級だと9倍くらいの期間を必要としたことになります。
短期集中でやった3級とは違い、もともと2級はのんびりとやろうと考えていたという違いもあるので、単純な比較はできませんが、2級の学習範囲の広さは感じ取ってもらえるかと思います。
このスケジュール感に関しては、勉強を始めたときに「工業簿記を1ヵ月、商業簿記を1ヵ月、合わせて2ヵ月くらいでひととおりの学習スライドの確認を終わらせよう」と意識していたところでした。
勉強を継続するコツ
ちなみに、僕は学習を開始した1月20日から試験に合格した5月26日まで1日も休むことなく128日間連続でFunda簿記での勉強を続けました。
もちろん、日によって勉強時間は異なっていて「毎日何時間もガッツリ勉強しました!」というわけではありません。
ただ、どんなに少ない時間だとしても、「毎日何かしら触れて勉強を継続する」というのは大事だと思います。
その日々の積み重ねによって、自分の中で知識として定着していくものだと思うからです。
というか、僕の場合は忘れちゃうんですよね、日々触れていないと。
※触れていても忘れてしまうわけですが、それはさておき……。
でも、その「毎日継続」が簡単にできれば苦労しないよね?
まぁ、そうなんだよね。
勉強の一番のハードルって、まず「手を付ける(始める)こと」だからね。
どうやったら、勉強する習慣がつくのかな?
コツでもあるの?
コツと呼べるほどのものかはわからないけど、意識していたことならあるかな。
それは「プレマックの原理」っていうものだよ。
「プレマックの原理」というのは、アメリカの心理学者であるデイヴィッド・プレマックが提唱した理論で、超平たく言ってしまえば「やりたくないこと(だけど、習慣化させたいこと)と好きなこと・やりたいこと(そして、ほぼ毎日やっていること)をセットでやる(やりたくないことをやったら、そのご褒美として好きなことをやる)ようにすれば、やりたくないことでも習慣化しやすくなる」というものです。
例えば、僕の場合だと、ゲームをプレイするのが好きで、週末なんかは夜中から朝方近くまでゲームしてしまうこともあるくらいです。
一方で、勉強はどうなのかというと、どちらかと言えば「やりたくないこと」なわけです。
簿記3級や2級の勉強を始めたのは自分の意志とは言え、「勉強とゲーム、どっちか好きな方をやっていいよ」と言われたら、当然ゲームを選びたいわけで、ただその欲望に従っていたら勉強しないんですよね。
では、先ほどのプレマックの原理を踏まえて僕はどうしていたかというと、すごく単純な話なんですけど「『勉強をしたら、その後にゲームをしてもいい』という決め事を自分の中で作っていた」んですよね。
こうすることによって、ゲームと勉強がセットになって「ゲームしたいけど、そのためには勉強しなきゃ」という意識付けが自然とできるようになっていきます。
そして、このときのポイントが「『やりたくないこと』のノルマを高く設定しすぎないこと」かなと思います。
どういうことかというと、例えば「1時間勉強しないと、ゲームしちゃダメ」みたいなルールを作っちゃうと、「1時間勉強をする」ということのハードルが高すぎて、そもそもそのルールを守る意欲が湧かなくなってしまうんですよね。
なので、僕は「Funda簿記を起動して1分でも勉強したら『勉強した』と見なす」くらいの緩いノルマを意識していました。
でも、そんな緩いノルマだと、あまり意味ないんじゃないの?
それがそうでもなくて。
最初の話に戻るけど、ポイントはこのルールが「あくまで『勉強を始めるきっかけにするためのもの』に過ぎない」ってところかな。
経験ある人も多いんじゃないかと思うんですけど、勉強って一度始めてしまえば案外ある程度まとまった時間続くんですよね。
もちろん全然気乗りしないときもあって、本当に数分しかやらなかった日もあるんですけど、大抵は勉強し始めると自然に集中して20分とか30分とか続きました。
なので、「勉強を習慣化させたい。でもなかなか習慣化できない……」という人は、一度勉強を「自分が好きなこと・やりたいこと」とセットにして考えてみるといいんじゃないかなと思います。
騙されたと思って一度試してみてほしいです!
あと、これはFunda簿記ならではの話になってしまうのですが、Funda簿記の場合はアプリを起動して1分でも勉強すれば、「その日は勉強した」と判定されて、ダッシュボード上から確認できる学習カレンダーに表示される連続学習期間が伸びていくんですよね。
この記録を途切れさせたくない、というのも勉強のモチベーションになっていました。
学習スライドをひととおり勉強して基礎知識をインプットしたら、そこからは大問別練習問題でのアウトプットが中心になっていきます。
ただ、学習範囲が広いこともあって、例えば最初の頃に勉強した工業簿記の論点を結構忘れていたり、直近で勉強した論点でも何となくしか覚えていないといったことがあったりで、練習問題に本格的に着手した当初はかなり苦しんだ記憶があります。
Funda簿記だと、問題の解説を確認した際に、その問題の論点の学習スライドへ飛ぶことができます。
なので、間違えた問題で解説だけでは理解しきれなかったものは、その都度学習スライドに戻って復習していました。
そんな感じで、3月中旬くらいから4月上旬にかけての期間は、我流で練習問題を解く日々を過ごします。
ただ、どうにも学習の軸がないというか、何となく問題を解いているような感覚でした。
転機になったのは、Funda簿記を運営している大手町さんのVoicyで4月6日に配信された放送を聴いたことです。
この放送は、Voicyパーソナリティであり、簿記2級を勉強中の小川さんが大手町さんと対談する形式で行われた学習相談会の生配信のアーカイブとなっています。
小川さんは2023年11月に簿記3級に合格されて、その後簿記2級の勉強を始められたということで、僕と学習スケジュールが近いこともあって勝手に親近感を抱いていました。
ちょうどこの時点での小川さんの学習進捗状況が「学習スライドはひととおり完了し、練習問題をやっているものの、スライドで学習した内容と練習問題の内容がうまく繋がらず、問題を解けないことがある」という、まさに僕と同じような状況でした。
これに対する大手町さんのアドバイスは以下のようなものでした。
- 学習スライドがひととおり確認できているのであれば、商業簿記と工業簿記の練習問題を同時並行でやっていくのがよい。
- 商業簿記は、まずとりあえずは第1問(仕訳問題)の各カテゴリの練習問題を上から順に解くだけでよい。
第1問で仕訳の知識が定着すれば、第2問・第3問も解けるようになる。 - その際に、その問題で「何の論点が問われているのか」ということを意識して解くことで、スライドで学習した内容(インプット)と実際の問題回答(アウトプット)を接続できるようになる。
- 工業簿記は、第4問(2)の総合問題ができれば仕訳問題はカバーできるので、第4問(1)の仕訳問題は後回しでもいい(やっても細かいところは忘れるので、直前にやるくらいでもいい)。
- 第4問(2)を1日1問でいいので解くようにする。
その際も、どの論点の問題なのかを特定することを意識するとよい。 - 第4問(2)を解く際には、解く時間を意識してタイムアタックに挑戦してほしい。
工業簿記を解く時間を短くすることができれば、本番で商業簿記の問題にじっくり取り組むことができる。 - 工業簿記の問題は、タイムアタックのゲームか脳トレだと思って解きまくるとよい。
そうすることで、頭を使わず体で反応できるようになる。
まさに自分が詰まっているところと同じような内容に対するアドバイスが含まれるピンズドの回だったので、繰り返し聴きました。
この放送を聴いてからは、「第4問(2)の練習問題をタイムアタック形式で毎日解きつつ、商業簿記の第1問の練習問題を解く」という方式を大きな軸として、勉強を進めるようになりました。
学習データを見てみると、このツイート(今はポストって言うんだっけ)をしている4月10日以降は、模擬試験も含めると毎日練習問題を解いています。
それまでも練習問題をひたすら解いていくスタイルではあったのですが、この放送を聴いて「そのスタイルで問題ないんだな」ということが確認できたことと、その際に優先して練習して(解いて)いくべき問題を確認できたことで、ブレかけていた軸が定まった感じですね。
そして、日々のタイムアタック結果は良いときも悪いときもTwitterのFunda簿記コミュニティに投下していきました。
第1問の仕訳問題をやって、少し手応えがつかめてきたら、第2問と第3問の練習問題にも挑戦しています。
ただ、結果が芳しくなかったので、「あれ、こんなんで大丈夫か……?」と思ってしまいましたね。
基本的にはひたすら練習問題をやっていくスタイルですが、回答を間違ったり理解が不足していると感じたりした論点については、学習スライドに立ち帰って改めて知識のインプットに努めた時期も少しありました。
STEP 2 のスケジュール
学習スライドが完了したのが3月23日なので、それから練習問題でアウトプットしていくSTEP 2に入りました。
これ以降は、この後説明する「模擬試験を解く」というSTEP 3が並行で走る期間も少しありつつ、基本的には試験当日まで練習問題でのアウトプットを続けたことになります。
期間にして約2ヵ月です。
振り返ってみると、そんなにやってたのか、という印象ですね。
インプットがメインとなる期間が前半2ヵ月、アウトプットがメインとなる期間が後半2ヵ月と、それぞれにちょうど半分ずつのリソースを割いていたことになります。
受験日を決めたのは、練習問題をひたすら解くスタイルをだいたい1ヵ月ほど続けた4月20日でした。
日程はそこから約1ヵ月後の5月26日(日)としました。
特に急ぐ必要もなかったので余裕を持った日程にしたかったのと、3級の試験に合格したのがこの日のちょうど半年前にあたる2023年11月26日(日)だったというところで、何となくキリが良さそうだと思ったんですね。
タイムアタック勉強法の効果
先ほど、工業簿記の練習問題は「いかに早く解けるかを意識したタイムアタック形式で解くようにしていた」という話をしました。
では、その効果はどうだったかという話をしておきましょうか。
結論から言うと、バッチリ効果がありました。
タイムアタックと言っても、もちろん最初はそんなに速くは解けないんですよ。
忘れてしまっている論点だったり計算方法だったりがあって、詰まってしまうこともありました。
ただ、回数を重ねるうちに、本当に頭ではなく体で覚えるというか、自然に「総合原価計算か。じゃあ、ボックス図書いて……。原価配分方法が先入先出法で、仕損は完成品のみ負担ならこういう計算ね」という感じでスラスラッと解答への道筋が立てられるようになるんですよね。
そうすると、1問を解くのにかかる時間も短くなって、そして1問解くのに要する時間が短くなるとそれだけだと物足りなく感じて「もう1問解いてみようか」という気持ちになって、また1問解いて身に付いていき、という好循環になりました。
また、個人的には工業簿記だけでなく、商業簿記の第1問(仕訳問題)の練習問題を解くときにもタイムアタック形式は有効だと思います。
というのも、商業簿記の仕訳問題でも、外貨建取引での為替差損益の計算だったり繰越利益剰余金の処分だったり有価証券の端数利息の計算だったり……などなど、細かい計算をしないといけない&計算方法を覚えておかないと解けない問題があります。
なので、タイムアタック形式で解くスピードを上げつつ、解き方を体に覚え込ませるというのはここでも使えると思うんですよね。
Funda簿記ではスマホからも練習問題を解くことができるようになっています。
なので、僕は電車で外に出る日があると、スマホを使って電車内で第1問のタイムアタックをやることが結構ありました。
工業簿記の問題はボックス図を書いたりメモを書いたりしながらでないとなかなか解くのが難しいので、電車内で解くのはちょっと厳しいんですよね。
ただ、商業簿記の第1問であれば、スマホだけでも解くことが可能です。
※Funda簿記だと、画面を切り替えることなく練習問題の中で電卓も使えます。
上のツイートにも書いていますが、よくやっていたのが「次に降りる駅まで残り数分となったところで練習問題を開始する」というものですね。
「残り少ない時間の中で正確に計算しないといけない」というプレッシャーを自分自身にかけながら練習問題に取り組むことで、脳が研ぎ澄まされるというか、グッと集中できるんですよね。
あとは、湯船に浸かりながらスマホで第1問の練習問題を解く、っていうのもやっていましたね。
お風呂が長いと思ったら、そこでも勉強してたのね……。
Funda簿記には、第1問から第5問まで通しで解くことができる模擬試験があるので、練習問題をある程度回して行けそうかなと思えたタイミングで模擬試験に挑戦します。
問題を解く順番も本番を意識してシミュレーションしました。
どういう順番で解くかは人によると思いますが、僕の場合は以下の順番としました。
- 第4問(2)
- 第5問
- 第4問(1)
- 第1問
- 第3問
- 第2問
まずは毎日タイムアタックをして体に染みついた工業簿記をサクッと終わらせて波に乗ってから、商業簿記にたっぷり時間を使う(特に手こずると思われる第2問は最後にじっくり取り組む)という算段です。
僕が初めて模擬試験に挑戦したのは5月7日(試験の約3週間前)で、その結果は「68点」という合格点にわずかに及ばないものでした。
この時点でもまだ第2問の連結会計が弱々ですね。
ということで、日々のタイムアタックトレーニングに連結会計の復習を少し入れるようにしました。
そして、1週間後の5月13日に2回目の模擬試験に挑戦しました。
このときは、第2問で連結清算表ではなく株主資本等変動計算書が出るなど問題にも恵まれて、何と「98点」という高得点を記録することができました。
「いけるかも」という手応えを少しつかむことができたのが、模試で合格点をとれたこのあたりですかね。
本番1週間前からは模試を解く回数を増やして、ほぼ毎日1回は模試を解きつつ間違えた論点を復習するという形で進めていきました。
また、試験直前期の勉強法については、これまた小川さんと大手町さんの対談の内容を参考にさせていただきました。
直前期の勉強に関する大手町さんのアドバイスは以下のようなものでした。
- (勉強法に関するアドバイスではないが)第2問で連結の問題が出た場合は、工業簿記の問題が易しくなっている傾向がある。
- 連結が苦手だとしても、そこで満点を狙いに行こうとしなくてもよい。基本的なところを押さえるだけでも10点はとれる。
- 直前期に苦手な論点ばかりを勉強しすぎて、その他の論点を忘れてしまって失点してしまうことがある。
- 苦手な分野の勉強はやりつつ、その他の論点の知識が落ちていないかの復習をしっかりやった方がいい。
- 工業簿記の解き方が体で身に付けられているのであれば、知識の確認は商業簿記中心にした方がよい。
- 工業簿記でボックス図の数値や問題文の読み取りでミスがあると全滅(0点)してしまうリスクがあるので、入りの部分は慎重にやった方がよい。
小川さんも僕と同じで連結会計が苦手だということで、これまた非常に参考になる話が聞けて助かりました。
大手町さんのアドバイスを踏まえて、直前期だからと言って苦手論点の連結会計だけに注力するのではなく、満遍なく復習していくことを意識して勉強しましたね。
STEP 3 のスケジュール
先ほども少し書きましたが、模試を取り入れたSTEP 3のスケジュールは以下のとおりです。
STEP 2のところでも書きましたが、「練習問題を解く」というSTEP 2とこのSTEP 3は、試験前の3週間は並行で進んでいました。
そのため、便宜上(見栄え上とも言う)2つのSTEPに分けてはいますが、アウトプットで知識の定着を図るという意味ではそこまで大きな違いはないですね。
ただ、本番前1週間は模擬試験中心の勉強に切り替えました。
全5問通しで問題を解く模試は結構負担がかかるのですが、ここは最後の一踏ん張りということで自分を追い込みましたね。
3級のときもそうだったけど、ホントに毎日よくやってたよね。
毎日、勉強に集中できる時間を作らせてくれてありがとね!
最後に、3級の合格体験記の方にも書いたのですが、学習状況をTwitter(現:X)のFunda簿記学習コミュニティに投稿すると、メンターの方々や同じくFunda簿記を利用して勉強をしている方々がいつも温かいコメントやいいねをくださるんですよね。
そうした方々がいたことも、勉強のモチベーションに繋がりました。
メンターの皆様、コミュニティの皆様、ありがとうございました!
ネット試験受験体験記
最後に、ネット試験本番の受験体験記を残しておきます。
試験当日の朝は、最後の復習として時間のかかる第3問以外の練習問題をひととおりやって、苦手としていた連結会計の「連結精算表_第2年度」も最後に復習してから試験会場に向かいました。
試験会場は3級のときと同じ場所を選んでおり、最寄り駅からのアクセスや会場内の雰囲気は事前につかめていたので、その点での不安はそこまでありませんでしたね。
模擬試験では合格点を毎回とれていたのですが、3級のときに本番で結構苦戦したので、まったく油断はできないなと考えていました。
11時30分試験開始の回で申し込んでいたのですが、早めに会場に到着したので、実際には11時20分頃に試験を開始しました。
試験を開始して、まずは第1問から第5問まで、全体をざーっと確認します。
最後まで連結会計とは仲良くなれなかったので「第2問で『株主資本等変動計算書』出てくれ! 連結清算表はやめてくれ!」と願っていたのですが、願い届かず、第2問では連結清算表、しかも第2年度の問題が出ました。
これを見たときは「マジかよ……」と思いましたね。
そして、予定どおり第4問(2)から解き始めました。
「第2問で連結が出たら、工業簿記は易しくなる傾向がある」という大手町さんのコメントのとおり、ここでは易しめの標準原価計算(シングル・プラン)の問題が出ました。
Funda簿記でやってきた練習問題とは少し出題形式が異なっていたので最初に少し考えましたが、中身はそう難しいものではなくサクッと解くことができました。
続く第5問はCVP分析の問題で、こちらはFunda簿記の練習問題でやったものとほぼ同じ形式の問題だったので、これまたサクッと解けました。
ただ、その次の工業簿記の残りの第4問(1)に関しては、3問中2問で微妙に自分の中で知識が定着できていない論点がピンポイントで出て「あ、これはまずい」と少し焦りましたね。
ということで、第4問(1)で思わぬ形でちょっと詰まってしまったものの、全体としては「まぁ8割はとれてるかな」という手応えで商業簿記に移りました。
確か、ここまでの所要時間は20分もかかっていなかったと思います。
作戦どおり、商業簿記にじっくり時間を使えるペースに乗せることができました。
そして、第1問の商業簿記仕訳問題に移ったわけですが、ここでもまた第4問(1)と同じで、微妙に自信が持てない問題が2,3問ありました。
配点が大きく、なるべく落としたくない仕訳問題で「何でそこ狙ったように突いてくるのよ……」と動揺してしまいましたね。
自信が持てない問題もありつつ、とりあえず解答を埋めて第3問に移りました。
第3問はFunda簿記の練習問題(ランダム出題)だと「貸借対照表」の作成問題を解くことが多かったのですが、本番では「損益計算書」の作成問題が出ました。
いずれにしてもやることは基本的には同じで、未処理事項や決算整理仕訳の仕訳を作ってそれらを反映していくことになるとは言え、ここでも「何で『貸借対照表』じゃないんだぃ」とツキのなさを嘆いてしまいました。
若干不安な箇所もありつつ、ひととおり解答を埋めます。
そしてラストが山場の第2問、連結清算表の作成、しかも、よりによって練習問題でもあまりいい点数をとれたことがない第2年度が対象です。
幸いタイムアタック効果で試験時間は結構たっぷり残っていたので、じっくり取り組む時間的な余裕はありました。
ただ、やはり苦手なところなので、確実な自信が持てない状態で解答欄の数値を導き出していきました。
基本的なところの10点分くらいはとれているだろうという手応えはありつつ、仕訳問題で想定以上に失点してしまっているおそれもあったため、かなりの時間をかけて部分点をしっかりとりに行きました。
そして、10分ほどになったところで第2問を切り上げて、全体をざーっと見直します。
手応えとしては、「たぶん大丈夫かな」という自信と「もし、自信が持てない問題がどれも間違っていたら、ぎりぎり合格ラインに届かないくらいかも」という不安が半々くらいな感じで、結構ドキドキしていましたね。
時間いっぱいになる前に、自分で早めに試験終了させることもできるのですが、自分で試験終了のボタンを押すのがちょっと怖くて、結局制限時間いっぱい使いました。
試験時間が終了すると、すぐに画面上に得点と合否が表示されます。
そこに表示されたのは「合格 74点」という文字でした。
この結果を見た瞬間の気持ちとしては「やった、合格できた!」という安堵の気持ちももちろんありつつ「あぶねー、ギッリギリじゃん……。もっと高得点とりたかった……」という悔しさもかなり強かったですね。
嬉しさと悔しさの入り交じる何とも言えない感情でした……。
試験結果の印刷操作を行った後に退室して、印刷された試験結果を受付でもらいました。
やはり、自信が持てなかった第1問と第4問(1)の仕訳問題でかなり失点してしまっていたようです。
ただ、その分を第2問の連結清算表でカバーできたことで何とか合格ラインに乗せた感じですね。
第2問に時間をかけられるように他の問題のスピードを上げられていたこと、そして第2問を最後まで粘って部分点をしっかりとりに行ったことが奏功した、と言えそうです。
もし「まぁ10点とれてればいいか」という気持ちで最後まで粘っていなかったとしたら、たぶん落ちてましたね……。
悔しさも大きかったとは言え、4ヵ月に渡る長い戦いが一区切りついたことに安堵して会場を出ました。
まぁ、70点でも100点でも合格という結果は一緒ですからね!
さいごに
簿記3級のころから数えると、約半年(間に2ヵ月くらいのブランクはありましたが)の間、Funda簿記には本当にお世話になりました。
2級に合格したことでFunda簿記からは卒業という形になりますが、せっかく身に付けた簿記の知識も使わないと忘れていってしまうので、定期的にFunda簿記ブログを読んだり、経済ニュースにアンテナを張ったりして、アップデートしていければなと考えています。
金融関連の資格という意味では、FPにも興味があるので、次に勉強するとしたらそこかな、なんてことを何となく考えていたりもします。
ということで、最後までこの記事をお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を読んでいただいている賢明な読者の皆様は「簿記の勉強をしたいけど、どうやって学習を進める(どんな教材を使う)のが効率的なんだろう」、「簿記の勉強をしているけど、いまいち理解が進まない」といった思いを持っている方が多いのではないかと思います。
もしかしたら「Funda簿記に興味があるけど、実際のところどうなん?」と思ってこの記事に辿り着いた方もいらっしゃるかもしれません。
僕が使った教材はFunda簿記だけなので他の教材のことはわからないのですが、ここまで書いてきたとおりFunda簿記がオススメできる教材であることは間違いないということを改めてお伝えしつつ、締めたいと思います。
ではでは!
おまけ
簿記2級に無事に合格できたこと、そしてブログ用に学習データを提供していただきたいことを大手町さんにTwitter(現:X)のDMでお伝えしたところ、データ提供依頼を快諾いただくとともに、Voicyでの対談にお誘いいただきました。
ということで、何と大手町さんとVoicyで対談させていただきました!
その様子が以下の放送で配信されていますので、もしも聞いてみたいという方がいらっしゃれば、こちらを確認いただければと思います。
まさかそんなことになるなんて夢にも思っていなかったので、めちゃくちゃ緊張しましたね。
しかも、これ、「大手町さんと2人で収録して後日配信」という形かと思っていたら、まさかの「リスナー向けに生配信をしてその様子を後日配信」という形だということを当日の夕方に知るという驚きの展開でした(笑)
そして、ただでさえ緊張していたところに、
- 当初使おうとしていたワイヤレスイヤホンだとこちらの声が全然届かないということが生配信開始後に判明する
- 有線ヘッドセットに変えたものの、話しているうちにマイクの位置が微妙にずれて声が遠くなる
など、生配信中の音声関係トラブルがあって結構テンパってしまいました。
どうでもいい裏話ですが、何で生配信中に声が遠くなっていることに気付けたかと言うと、妻もこの生配信を聴いていて、僕の声が聞こえづらくなるとLINEのメッセージを送って教えてくれていたからです(笑)
そんなこんなで、「もっと音声配信環境が整った状態で落ち着いて話をしたかったなぁ」という悔いもありつつ、大手町さんとお話しできた約30分間はとても楽しい時間でした!
何か機会があれば、ぜひまたお話しさせていただけるとありがたいです。
ちなみに、今回のブログには、対談の場で話したいと思っていながら話せなかったネタを盛り込んでいたりします(笑)
大手町さん、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!
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