いきなり何の話やねんって話なのですが、僕は30歳を越えたあたりで「運動習慣なく、このまま過ごしていったらそのうち肥満おっさんになるのではないか」と思い始めたことをきっかけに、2017年1月からジムに通い始め、もう4年以上になります。
そして、筋トレと切っても切り離せない関係なのが、そう「プロテイン」です。
ということで、今日はこれまでに僕が飲んできたプロテインをレビューしてみたいと思います。
筋トレをしている、もしくはこれから始めようとしている人の参考に少しでもなれば幸いです。
評価項目
今回のレビューにおける評価項目は下記3点です。
- 飲みやすさ
- タンパク含有量
- コストパフォーマンス(1食あたり)
- コストパフォーマンス(タンパク質1gあたり)
まず、1点目の「飲みやすさ」について。
こちらは、読んで字の如くで、そのプロテインの飲みやすさを見ていきます。
ただ、ここは個々人の好みが多分に影響する要素なので、あくまで僕の感想ということを加味して読んでいただければと思います。
続いて2点目は「タンパク含有量」です。
こちらは、1食あたりのタンパク含有量を見ていきます。
プロテインを飲む目的は「タンパク質の補給」なわけなので、プロテインを選ぶ上では結構重要な項目になりますね。
最後に、3点目と4点目は「コストパフォーマンス」です。
こちらは単純に「商品価格 ÷ 摂取可能回数」で算出した1食あたりのコストと、「商品価格 ÷ タンパク含有量」で算出したタンパク質1gあたりのコストのそれぞれで見ていきたいと思います。
では、ここから僕が実際にこれまでに飲んできたプロテインを順番に見ていきたいと思います。
レビュー
ザバス ウェイトダウン(ヨーグルト風味)
人生で初めて買ったプロテインです。
ジムに通い始めるずっと前なんですが、「肉弾」というPS3ソフトを使って室内でボクシングトレーニング的なことをやっていた時期がありまして、その頃に買ったプロテインです。
今はパッケージが黒くなっているようなのですが、以前は銀色のパッケージでした。
飲みやすさ
ヨーグルト風味ということですが、正直ヨーグルト感は感じませんでした。
ただ、「プロテイン=飲みにくい、まずい」というイメージを払拭させてくれるくらいには飲みやすかったです。
タンパク含有量
1食(21g)でタンパク質が16.5g摂取できるので、タンパク含有量は78.5%です。
そこまで高いというほどではないですね。
コストパフォーマンス(1食あたり)
945g(約45食分)を約4,000円で購入できるので、1食あたりは約88円です。
高くもないけど、安くもない、といったところでしょうか。
コストパフォーマンス(タンパク質1gあたり)
タンパク質742.5g(1食16.5g × 45食)を約4,000円で購入できるので、タンパク質1gあたりは約5.4円です。
これだけ見ても高いのか安いのか正直わからないと思いますが、この後に紹介する他の商品と比較すると、高くもなく安くもなくという感じですね。
総評
先ほども書いたとおり、人生で初めて買ったプロテインだったのですが、飲みやすくて結構気に入っていたプロテインです。
ただ、こちらは商品名に「ウェイトダウン」とついているとおり、消化吸収速度が遅く満腹感が持続しやすいと言われる「ソイプロテイン」であり、普段の食事をこのプロテインに置き換えることで栄養をとりつつ摂取カロリーを抑えましょう、というものなんですよね。
ですので、プロテイン摂取の目的が「トレーニングした後の筋肉の超回復のためにタンパク質を補給する」というものであればホエイプロテインを選んだ方がいいと思います。
僕も、自分の目的に合っていないということに気付いてからは、この後に紹介するホエイプロテインに切り替えました。
ザバス アクアホエイプロテイン(グレープフルーツ風味)
「ホエイプロテイン」+「飲みやすい」というキーワードで探して、レビューを参考にしつつ買ったプロテインです。
以前は青いパッケージだったのですが、こちらも以前とは少しパッケージが変わっているようですね。
飲みやすさ
これまでに飲んだプロテインの中でも断トツの飲みやすさでした。
「これ、本当にプロテインなの?」と思うくらいの爽やかな味で、まるでスポーツドリンクを飲んでいる感覚になります。
公式サイトの商品紹介ページに「糖質やミネラルを同時に摂取する目的で、スポ―ツドリンクに溶かしてお飲みいただくのもおすすめです。」とあるのですが、確かにスポーツドリンクに混ぜても違和感なく飲めると思いますね。
タンパク含有量
1食(21g)でタンパク質が15g摂取できるので、タンパク含有量は約71%です。
タンパク含有量は低めですね。
コストパフォーマンス(1食あたり)
840g(約40食分)を約4,900円で購入できるので、1食あたりは約108円です。
そもそもホエイプロテインはコストが高くなりがちということもありますが、100円を超えてくるということで少し高めかなという気がします。
コストパフォーマンス(タンパク質1gあたり)
タンパク質600g(1食15g × 40食)を約4,900円で購入できるので、タンパク質1gあたりは約8.1円です。
他の商品と比べると、こちらもやはり高いですね。
総評
繰り返しになりますが、飲みやすさだけで考えたら最高の商品だと思います。
「僕が飲んだことのあるプロテインの中では」という前提付きなのでサンプル数は少ないものの、スポーツドリンク感覚で飲めるプロテインはなかなかないと思います。
「ホエイプロテインに興味があって、飲みやすいものを選びたい」という人は試してみる価値はあると思います。
ただ、コスパ的にはイマイチかなぁという気がしますね。
ザバス ホエイプロテイン(バニラ風味)
3種類目のプロテインです。
アクアホエイプロテインは飲みやすくてよかったのですが、コストパフォーマンスがイマイチだったことで、こちらのプロテインに乗り換えました。
ずっとザバスなのは、やはりブランドイメージですかね。有名なメーカーだし、自分が好きなプロ野球選手も愛用しているみたいだし、みたいな感じです。
飲みやすさ
美味しくないしダマになりやすい(溶けにくい)しで、全く飲みやすくなかったですね。
何の風味もついていないプレーンなプロテインよりは飲みやすいのでしょうし、不味くて飲めないというほどではなかったのですが、これまでに飲んできたプロテインがどれも飲みやすいものだっただけに、それらと比較するとかなり評価が落ちます。
タンパク含有量
1食(21g)でタンパク質が15g摂取できるので、タンパク含有量は約71%です。
アクアホエイプロテインと同じ量で、正直多くはないですね。
コストパフォーマンス(1食あたり)
1,050g(約50食分)を約3,900円で購入できるので、1食あたりは約78円です。
この前のアクアホエイプロテインよりも1食あたりのコストはかなり抑えられます。
コストパフォーマンス(タンパク質1gあたり)
タンパク質750g(1食15g × 50食)を約3,900円で購入できるので、タンパク質1gあたりは約5.2円です。
1食あたりのタンパク含有量はアクアホエイプロテインと同じですが、より多く、より安く買えるので、コスパ的にはこちらの方が高いですね。
総評
ホエイプロテインで(アクアホエイプロテインと比べると)コストを抑えられる、ということで飲み始めたプロテインで、正直飲みやすくはなかったのですが何だかんだ結構長い期間飲み続けたプロテインです。
ただ、特別気に入っていたから飲み続けていた、というわけではなく、「まぁザバスだし、スタンダードなホエイプロテインだし」みたいな感じで新しいプロテインを探すことなく惰性で飲み続けていたって感じですね。
コスパはそこまで悪くなかったのですが、飲みやすさとタンパク含有量に不満があって昨年(2020年)からは次に紹介するプロテインに乗り換えています。
バルクス ホエイプロテイン WPI パーフェクト(ストロベリー風味&バナナ風味)
今現在飲んでいるプロテインがこちらですね。
いくつかの味が出ているのですが、最初はストロベリー風味を飲んでいて、今はバナナ風味を飲んでいるのでそれぞれのレビューを書いていきますね。
飲みやすさ
ストロベリー風味もバナナ風味もあくまで「風味」であって、味自体はかなり薄いので「美味しい!」ということはありませんが、不味いということもないです。
水に溶けやすくダマにもなりにくいので、飲みやすい方だと思いますね。
ただ、プロテインそのものの飲みやすさは問題ないのですが、不満なのが付属のスプーンでの1食分の計量方法です。
1食分のプロテインの量り方について、パッケージにはこのように記載されています。
付属のスプーン山盛り2杯程度(約25g)を目安に、200ml~300mlの水等で溶かしてお飲みください。
どこが不満かというと、「山盛り2杯程度」というところですね。
これまでに飲んできたザバスのプロテインは「付属のスプーンすりきり~杯」となっており、1食分のプロテインが正確に量れたんですね。
それがこのプロテインの場合「山盛り2杯程度」というざっくりとした指定なんですよ。
「え、何それ? 山盛りってどれくらいが山盛り? 1食が25gなら、すりきり1杯で12.5gか25g量れるスプーンを付属すればいいんじゃないの?」という不満と疑問が湧きませんか?
正直ここはユーザー目線で考えられていないなと感じます。
タンパク含有量
ストロベリー風味の場合、1食(25g)でタンパク質が21.6g摂取できるので、タンパク含有量は約86%です。
バナナ風味の場合、1食(25g)でタンパク質が22.1g摂取できるので、タンパク含有量は約88%です。
何も味がついていないプレーンだと、さらにタンパク含有量は高いようですが、飲みやすいように味がついているものでも十分高く、これまでに飲んできたザバスのどのプロテインよりも高い値ですね。
コストパフォーマンス(1食あたり)
1,000g(約40食分)を約4,900円で購入できるので、1食あたりは約122.5円です。
これまでのプロテインの中では一番高いですね。
コストパフォーマンス(タンパク質1gあたり)
タンパク質約880g(1食約22g × 40食)を約4,900円で購入できるので、タンパク質1gあたりは約5.6円です。
特別安くはないです。ただ、1食あたりのコストだけで考えたら一番高いものの、タンパク質1gあたりのコストで考えたら実はそんなに高くないってことですね。
総評
単純に1食分のコストだけで考えると割高ではあるのですが、タンパク質1gあたりで考えればそこまで高くはなく、1食で摂取できるタンパク質量が多いことや飲みやすさ(味や溶けやすさ)に不満がないことから(計量の件は前述のとおり不満があるものの)、今後もこちらのプロテインを飲み続けていこうと考えています。
あとがき
僕はジムに通う頻度が週1程度(一番頻度が多かった時期でも週3程度)の「ゆるトレーニー」なので、プロテインにそこまで強いこだわりがあるわけではありません。
ですので、使ったことのあるプロテインの種類は少ないのですが、もし今回の情報がどなたかの参考になれば幸いです。
ただ、ここまでレビュー書いておきながら言うのも何なのですが、どのプロテインを飲んだから筋肉が付きやすくなったとか減量しやすい体になったとかいうことはありません。
結局、どのプロテインを飲むかは重要なことではなく、重要なのは「トレーニングをしっかりと継続する」ということだと思います。
プロテイン選びでそこまで神経質になることなく、日々のトレーニングを楽しくしっかりと継続していきましょう!
ということで今回は締めさせていただきます。
それではまた!
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