MENU
うーすけ
既婚子持ちの30代半ばおっさん。
2018年夏に謎解きとインデックス投資にハマって早数年。
謎解きや投資運用状況、昔から好きなお菓子であるグミ関連の記事を中心に更新しています。

少年探偵 SCRAP 団 - 団員 No.80288
日本グミ協会会員 - 会員番号 9393-13064
リベシティ - ペンギン会員

【感想】「オンラインリアル脱出ゲーム大パーティー」濃厚な1日を楽しませていただきました!

  • URLをコピーしました!

謎解きイベントまとめ第30回はこちらのイベント。

「謎解きイベントって何ぞや?」という方は、まずこちらのエントリを参照ください。

その他、これまでに当ブログ管理人が参加した謎解きイベントに関するエントリ一覧は以下を参照ください。


Table of Contents

基本情報

開催日:2021/01/16(土)
参加人数:2人(僕+イベントによっては妻も参加)
形式:Web型
制限時間:イベントにより異なる
制作会社:SCRAP
会場:N/A
結果:イベントにより異なる

今回は、先日1/16に開催された「オンラインリアル脱出ゲーム大パーティー」についてまとめたいと思います。
こちらのイベントは、ニコニコ生放送を通じていくつものオンラインイベントをリアルタイムで楽しむことができるというもので、当日は本当に朝から晩まで楽しませていただきました。
このブログでは、僕が実際に体験したコンテンツを時系列順に紹介していこうと思います。

リアル間違い探しオンライン まちがいだらけの恋

こちらは「謎解き」とは少し趣向の異なるイベントです。詳細は公式ページを見ていただくとわかるのですが、劇を2回観て最初に見た劇(理想の世界)と2回目に見た劇(現実の世界)の間違いを探す、という本当に「間違い探し」のゲームとなっていました。

劇は大きく3パートに分かれていて、それぞれのパートで理想と現実の2パターンの劇を見た後に、Web上の解答入力フォームから間違いがあった箇所を解答し、答え合わせをするという流れで進んでいきます。
見つけた間違いによって得点が決められており、獲得した得点によって順位を競うという形式になっています。
僕は妻と2人で協力する形で参加しました。

難易度 

序盤は割と簡単で、「この調子なら満点狙えるんじゃないか?」と思っていましたが、さすがにそう甘くはなく、後半は「いや、そんなの気付けんわ(笑)」と思うような間違いも潜んでいました。

ストーリー・没入度 

結ばれるはずの男女の間に「間違い」が起きてしまい、それを見つけて修正することで運命を変える、というストーリーになっていて、「劇中の間違いを探す」ことへの意味づけがなされていてうまいなぁと感じました。
そうすることで、実際に自分がその2人の物語に干渉しているという構図を作っているんですね。

オススメ度 

この「リアル間違い探し」というゲームは、もともとオフラインというか、実際の会場を使ってリアルタイムに上演される劇を鑑賞しながら行われるもので、その存在自体は知っており、少し興味もあったのですが、参加はしたことがありませんでした。

それが、昨今の社会情勢を受けてオンライン版が開発され、このオンラインリアル脱出ゲーム大パーティーの中でも1つのコンテンツとして提供されるということで、結構楽しみにしていたんですよね。

参加した結果は大当たりで、謎解きイベントとはまた違った楽しさがありました。
家族みんなで一緒に楽しめますし、劇(映像)を観て間違いを探すという形式はオンラインイベントとの融和性もかなり高いので、今後もチェックしていきたいコンテンツになりましたね。

Inside Theater オンライン・パパラッチ 企業の不正を暴き出せ

続いてはこちら。「Inside Theater オンライン・パパラッチ 企業の不正を暴き出せ」です。

こちらはなかなか説明が難しいイベントで、公式ページの説明を読んでいただきたいのですが、横領容疑をかけられた依頼人の無実を証明するために監視カメラの映像から真犯人に繋がる証拠を見つけてツイートしろ! というイベントであり、リアルタイムにTwittrに投稿されるツイート内容に応じて、エンディングが変化するというインタラクティブなコンテンツになっていました。

難易度 N/A

そもそも謎解きイベントではないので、難易度という観点での評価はできないですね。
普通に映像を観るだけでも楽しめましたし、Twitterに投稿される他の参加者のツイートを見て真犯人に結びつく証拠を得るなど、リアルタイムならではの楽しさもありました。
最終的には、参加者のツイートから真犯人特定のために必要となる証拠が全て揃って、最もよいエンディングを迎える形で終幕しました。

ストーリー・没入度 

自分たちが見つけてツイートした内容(証拠)によって展開が変化するということで、没入感はかなり高かったですね。
世界観に没入していく感覚はリアル脱出ゲームでも得られますが、みんなで協力して真実を突き止めていく感覚は、他では得られない感覚でした。
まぁ、僕はほとんど何も貢献できず、後半はほぼただの傍観者だったわけですが(笑)、それでも十分楽しめました。

オススメ度 

「Inside Theater」というシリーズは他にも展開されており、僕は今回初めて体験したのですが、本当に細かいところまで徹底的に作り込まれた設定と世界観に圧倒されました。

ただ、やはり「謎解き」ではないというところで、人によって合う・合わないはあると思います。
僕は今回初めて「Inside Theater」を体験して面白かったと思いましたし、他の「Inside Theater」シリーズにも少し興味は出ましたが、「よし、早速参加してみよう!」というところまでは至っていないですね。
でも、本当にこれはすごいコンテンツでした。それは間違いないです。

謎解きバトル・ロワイヤル

次は「謎解きバトル・ロワイヤル」です。

これは、読んで字の如く謎解き版のバトル・ロワイヤルで、出題される謎に対して視聴者がそれぞれ解答し、早い人から勝ち抜けていく(正解者が勝ち抜き人数に達した時点でそれ以外の参加者は脱落)というものでした。

難易度 

謎解き以前に解答フォームがアクセス過多で繋がらなくなるというトラブルもあったのですが、それはさておき、出題される謎はかなりの難易度でした。それを時間内に解き終わる猛者の何と多いことよ。

リアル脱出ゲームで成功する人ってこういうスピードで謎解いてるんだなっていうのを知ることができてよかったですね。自分のレベルとの圧倒的な差を感じました。

ストーリー・没入度 N/A

ストーリーがあるコンテンツではないので、こちらの項目は割愛します。

オススメ度 N/A

オンラインリアル脱出ゲーム大パーティーでの限定イベントで、定期開催されているものではないので、こちらも割愛します。

ただ、同じようなイベントは今後また企画されるかもしれないです(今回のイベントではSCRAP側の不手際もあったということもあり……)。その際は、自分の謎解きレベルを測りたい、競いたいという人はぜひ参加されるといいと思います。

100万謎2021解説生放送

次は「100万謎2021解説生放送」です。

こちらは、昨年末に公開された100万謎の解答・解説をSCRAPのイケメン謎解説者である荒浪さんが解説した後に、各謎に用意されていた商品の当選者を抽選して決めるというものでした。

難易度 

今回の100万謎は、年末年始休暇の間ずっとうなりながらやってました。
扉1~6までの6つの謎があって、1~5までを解かないと最後の扉6に挑戦できないという作りで、扉4まではそんなに詰まることなく比較的スイスイと解けたのですが、扉5でめちゃくちゃ苦戦してかなりの時間を費やしました。
その分、解けたときの快感はすごかったですね。
大晦日の夕方に解けて、「年を跨いでモヤモヤせずに済む!」と思ったことを覚えています。

ただ、その後の扉6は当たり前ですが扉5以上に難問で、こちらも何日も悩みましたね。
途中、もう諦めようかと何度も思ったのですが、何とかオンラインリアル脱出ゲーム大パーティー前日の1/15に滑り込みで解けました。
最後の答えに辿り着いた瞬間、というか、最後の仕掛けに気付いた瞬間は「あっ! えっ?」と本当に声に出して驚いてしまいました。これだけの謎を1人で作った荒浪さんはちょっと頭おかしいと思います(褒め言葉)。

ストーリー・没入度 N/A

ストーリーがあるコンテンツではないので、こちらの項目は割愛します。

オススメ度 

100万謎はSCRAPが定期的に(だいたい年一のペース)に開催しているコンテンツで、2019年の100万謎については以前このブログでも紹介しています。

恐らく、また来年にでも100万謎を作ってくれると思いますが、そのときはまた是非挑戦したいですし、皆さんも是非挑戦してみてもらえればと思います。

実践!!リアル脱出ゲーム対策セミナー

次は「実践!!リアル脱出ゲーム対策セミナー」です。

こちらは、タレントの千秋さんがリアル脱出ゲームに挑戦していく中で、SCRAPのコンテンツディレクターである武智さんや元SCRAPの境谷さんがリアル脱出ゲームにおけるコツや対策を解説してくれるというコンテンツでした。

難易度 

番組内で千秋さんが挑戦する脱出ゲームは、視聴者と協力する(視聴者がニコニコ生放送の機能を使ってコメントする)ことで進んでいくものでした。

謎自体はそこまで難しくなかった気がしますが、視聴者側から千秋さんにコメントで情報を送って、それをちゃんと千秋さんが読み取らないと解けないという点で難しさはあったかなと思います。
また、要所要所で入る武智さんと境谷さんの解説は、脱出ゲーム経験者であればある程度基礎的な知識ではあったのですが、改めてポイントを押さえるという意味でタメになりました。

特に印象に残っているのは、「使用した情報が少ない謎は、後で再利用する可能性が高い」「謎を再利用する場合、2step前のものを使う可能性が高い」という2点ですね。
これは確かにそうだなと思いました。
でも、いざ実際のリアル脱出ゲームやってるときには、そう冷静になって考えられないことが多いんですよね。
あとは、境谷さんの「まだ使い切れていない、後で再利用する可能性が高い謎のことを『まだ味がする』と業界では言う」というコメントが強烈に印象に残っています(笑)。
これからは僕も使っていこうと思います。

ストーリー・没入度 N/A

ストーリーがあるコンテンツではないので、こちらの項目は割愛します。

オススメ度 N/A

オンラインリアル脱出ゲーム大パーティーでの限定イベントで、定期開催されているものではないので、こちらも割愛します。

1万人オンラインリアル脱出ゲーム 終わらない公開捜査からの脱出

さて、最後はこの大パーティーのメインイベントだった「1万人オンラインリアル脱出ゲーム 終わらない公開捜査からの脱出」です。

1万人が同時に謎解きに挑戦し、最初に謎を解けた1人だけが脱出成功するというものでした。実際、このイベントの参加者数は1万人を超えたみたいですね。

難易度 

最初の1時間ほどは公開捜査番組を模した茶番劇(失礼)で、「これって脱出ゲームなのかな」と疑問に思っていたのですが、展開が大きく変わり脱出ゲームパートが開始されました。
そこからはリアル脱出ゲームと同じ流れですね。
謎が出題され、それを解くことで先に進むことができるようになり、そこでまた新たな謎が出題される、という形です。

僕は妻と一緒に考えながら進めていて、序盤はそこまで難しくないのでスイスイと進められたのですが、途中から詰まるようになり、ヒントを頼りに何とか最後の大謎までは辿り着いたものの、答えを解く道筋を導くことは全くできず、完敗という結果でした。

解説を見て「あー、それは思い付かなかった!」という悔しさはありましたが、その答えに辿り着くために必要となるひらめきや洞察が美しく、むしろ「これはもう完敗ですわ」という清々しい気持ちでしたね。大パーティーのラストを飾るのにふさわしい謎の質と盛り上がりだったと思います。

ただ、ある言語の知識があれば途中の過程をすっ飛ばしても大謎の答えがわかってしまうというのは、どうだったんだろうなとは思ってしまいました。

ストーリー・没入度 

最初の1時間ほどの茶番劇は一体何だったんだ、という気持ちはありますね(笑)。

もちろん、その後の脱出ゲームパートに大きく関係する情報が散りばめられていて、意味のあるものではあったのですが、結局これってどういうストーリー・世界観・設定だったのかというところが(僕の理解が足りないだけだと思いますが)よくわからず、「なぜ謎を解いていたのか」というところが何だかぼんやりとして消化不良だったところがあるのも正直なところです。

オススメ度 N/A

オンラインリアル脱出ゲーム大パーティーでの限定イベントで、定期開催されているものではないので、こちらも割愛します。

総評

いやもうホントに1日中楽しませていただいたって感じですね。

チケット代高いんじゃないかって思ってたんですけど、これだけいろんなコンテンツを楽しめたことを考えると全然安かったなと今では思っています。

そして、最後にSCRAPの加藤社長が締めの挨拶で話した一言がすごく印象に残っています。それは「エンターテインメントは生活必需品である」というものです。

この1年、いわゆる新型コロナの影響で行動が大きく制限される状況の中「エンターテインメント、いわゆる娯楽は生活必需品ではない。不要不急のものである(だから制限されても仕方ない)」といった言説が飛び交い、リアル脱出ゲームを運営するSCRAPだけでなく、多くのエンターテインメント業界が苦境に立たされています。しかし、加藤さんは「本当にそうなのでしょうか?」という問いかけを発しました。

この「衣食住と同様に、エンターテインメントもそれがなくなってしまったら人は生きていけない」というメッセージには、僕も確かにそうだと思いました。確かに、エンターテインメントがなくても肉体的には死ぬことはないかもしれません。でも、精神的には耐えられないでしょう。

例えば、謎解きイベントに限らず、僕の場合だと野球観戦が趣味なので、もし野球が観られない世界になってしまったら、人生はひどく味気ないものになってしまうと思います。そういう意味では「エンターテインメントは生活必需品」なんですよね。

その認識のもとで、これからもエンターテインメントを作り続けていく決意を表明された加藤さんのメッセージには胸を打たれるものがありました。そしてそれは、これからもきっとSCRAPは極上のエンターテインメントを提供してくれるのだろうという、強い期待を抱かせてくれるものでもありました。

ダラダラとなってしまいましたが、このイベントに参加できて本当によかったと思います。そして、これだけのイベントを開催してくれたSCRAPや関係者の方々に感謝です。
できれば今後も年一くらいでやってもらえると嬉しいな(笑)

うーすけ

他にもいろいろな謎解きイベントのレビュー記事を書いています!
もしご興味があれば、他の謎解きイベントレビュー記事も読んでいただけると感謝感激です!

いいね! と思ったら、シェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


Table of Contents